安い!、安全!、早い!の三拍子揃った加湿器です。
その他の要素?ありません。必要あるのかな?
2021年~2022年の1シーズン使用後の感想になります。
良い点
加湿方法が安全(一番大事!)
この機種はスチーム式で加湿します。
加湿方法には一長一短があり、用途に合わせて選択しましょう。
①スチーム式
菌をとても運びやすい水のサイズ
でも、沸騰させているので菌はいません。
煮沸消毒で最も安全な加湿のスチーム式加湿(室温はちょっと上昇)
②超音波式
非常に安価に作れるため、100均などで売られている加湿器のほとんどが超音波加湿器です。
超音波により無理矢理水を分解して加湿する方法自体は問題ありません。
問題は、
・空中に巻かれた細かい水は菌を運びやすいサイズ
・菌が繁殖しやすい加湿器事態の構造。
この相乗効果です。
手入れを怠れば大惨事を引き起こすのが超音波加湿
(実際に事故が起きている)
③気化式(フィルターを水につけて気化させる)
加湿空気清浄機で良く見かけますが、スペース優先で構造が複雑でメンテナンス性が低い。
・菌を運びにくい水のサイズ
・独自機構による除菌効果
・手入れは面倒
主力加湿機に採用される安定した気化加湿(フィルターの手入れは面倒)
このコロナ禍では色々な意味で
体調を絶対に崩したくない!
ということでスチーム式を選択
安い
3000円程で購入可能。
低価格です。
安心の国内企業1年保証
海外の1年保証は手続きが面倒で実質無保証状態だったりしますが、
こちらは国内メーカー「ツインバード工業」の1年保証。
しっかりと保証してくれます。
加湿も早い
電源投入後直ぐに蒸気が出ます。
そして部屋の中で、やかんをかけているようのものですので、
湿度もぐんぐん上昇します。
ほどほど消費電力
説明書には130Wとはありますが、スチーム式としては普通。
コンパクトで軽い
ちまっとしてるので置き場には困りません。
軽くて移動も楽ですが、個人的には重くしてズレがちなタンク着脱時の安定性を高めて欲しい
消し忘れも問題無し
うっかり加湿したまま寝てしまっても、
水が無くなれば自動で止まります。
気になる点
見た目はチープそのもの
見た目は非常に安っぽいプラスチックです。
おしゃれな人は選択肢から除きましょう。
タンク容量が少ない
タンク容量は1.2L。
丸一日は持ちません。
汲みなおしが必要です。
タンク形状が悪い
水を入れる際は問題ありません。
問題は内部をすすぐ時です。
上手く口に水がサーと流れません。
完全に空にしてから水を入れたいときは気になります。
カルシウム除去が面倒
青い部分の下に水が流れ込み、煮沸して蒸発されます
本体で水を沸騰させる以上、不純物が残ります。
そのためカルシウムが残っていくので水の流れを妨げてしまうことがあります。
綿棒などで2週間に一回ぐらいは綺麗にしてます。
ポコポコ音がする
沸騰音が普通にします。
特にカルシウムで水の流れが悪い時は目立つようです。
無音環境では気になりますが、
TV音やPC使用時は音が紛れてまったく分かりません。
まとめ
安価に安全な加湿をしたい方にはおススメです。
その他の付加価値を求めている方、
チープな製品が嫌いな方は買うべきではありません。
私は下記の記事でも紹介した空気清浄機と同時運用しました。
乾燥しがちなエアコンと併用ですが、
快適に過ごすことが出来ました。
でも、お金に余裕があればダイキンやシャープ、ダイニチ、パナソニック等の
加湿空気清浄機を使用し、数年で買い替えることが一番楽でしょう。
私は以前使用していたダイキンの4,5万中級機の買い替えが経済的では無い、
と考えたためのランクダウンですのでご了承ください。
※注意
安価な加湿方法としては超音波式が溢れていますが、
機器を非常に清潔に保たないと健康を害する恐れがあります。
正直言って清掃だけでなく、消毒も必要になるほどのレベルが要求されるので、
超音波式は個人的には実用的とはとても言えないと思います。
健康のために加湿をしている方は加湿器の種類を吟味するように気を付けましょう。