ロボット掃除機といえば広いお宅、
リビングと台所が一体化したような新しいスタイルで活躍しそうです。
しかし、ズボラな私は
築40年
6畳の
和室
をロボット掃除機で清潔に保つべく投入しました。
結果は
総合的に大満足です!
ただし、エントリーモデルであるがゆえに、
痒い所に手が届かないと感じる点も多々あります。
①吸い込む掃除の精度は求めず、頻度を求める
②ダストボックスがすぐ一杯になりそうなほどゴミ(ペットの毛)が落ちていない
③水拭き掃除はめったに使わない
個人的には上記3つの条件を満たさなければオススメできません。
その理由も含めてメリット・デメリットを説明していきます。
使用状況
下手な図で申し訳ありませんが、
こちらが6畳の部屋のレイアウトとなっており。
ピンク色の場所がルンバの清掃範囲です。
使用機材
ルンバコンボエッセンシャル。
ルンバの最廉価機種で段差から落っこちないセンサーは搭載していますが、
基本的にぶつかりながら部屋の範囲を掃除していくタイプです。
水拭きも可能ですが、
こちらは実家での使用レポートを後日投稿予定です。
メリット
掃除の準備が要らない
ボタンをポンや、
スマホをタッチで掃除を開始してくれます。
気がついた時に簡単に掃除可能。
思ったより早い
6畳で20分かかりません。
ちょっと部屋を出る用事の時に済ませてくれるので、
毎日掃除機をかけているのと同じです。
意外と端っこの方も掃除してくれる
本機種は廉価版のため、
右側にしか回転するブラシがありません。
ブラシで吹き飛ばしながら本体で吸い込む仕組みです。
そのため部屋の隅を掃除するには本体の右側を当てる必要があるのですが、
しっかりと向きを変えて隅っこのホコリも吸い取ってくれます。
床の状態を見るセンサーが無い
これはメリットと感じる人が限定されます。
私の畳の状況が悪く、
一部分は変色していたり、
壊れかけて刺さりそうな場所はテープで補修してあります。
上位機種だとセンサーで汚れと判断して畳を傷つけることがあるそうなのですが、
この機種は床の状態を見ていないのでスーっと通り過ぎるだけ。
非常に傷んだ畳に優しい?機種です。
デメリット
思ったり頭が良くない
入り込めた場所から出れなくなることがありました。
アルミラック同士の境目や、
5本のキャスター足がある椅子の収納先。
ここは大丈夫だろうと思った先で動けなくなってしまいます。
移動力がパワフル過ぎる
移動がパワフルすぎて軽い障害物は蹴散らして進んでしまいます。
ちょっとした段差を登るためのパワーなのでしょうが、
タブレットも轢かれてしまいました。
通ったのに吸い込めていないことがある
かきこむブラシが一本だけのせいか、
上手く本体がゴミを吸い取っていないことがあります。
吸引力は最高の「高」でもスッゴク吸う!と言う印象はありません。
ダストボックスは清掃が面倒
本体のダストボックス部分は、
残念な出来です。
掃除もし難いですし丸洗いも出来ません。
水拭きモップを装着しようとしたら、
パカッと空いてしまいゴミが散乱してしまいました。
6畳なら週1ぐらいで大丈夫ですが、
広い場所を清掃させるならストレスが溜まりそうです。
ルンバ専用に部屋の模様替えが必要
購入前と購入後にルンバに合わせて部屋の模様替えを行いました。
ルンバに合わせないと、
効果が半減・・・どころか無意味になりかねません。
具体的には
・出来るだけシンプルな四角になるように家具を配置
・アルミラックの下段をルンバが通れる高さに変更
(ソファはそのままでOK。TV台は嵩上げも考えたが危険なので断念)
・部屋の辺部分はモールでLANケーブルを這わせていたが、
ホコリが非常に溜まるためクリップを用いた空中配線に変更
以上ですが、結構面倒でした。
まとめ
デメリットも多く書きましたが、
総合的には大満足の製品です。
肝心の清掃能力に関しては65点ぐらいの評価ですが、
やはり簡単に掃除出来るという点は素晴らしい。
小まめな掃除が苦手な人間にとっては非常に役立ちます。
ロボット掃除機が出来ない四隅や上の方を、
たまーに人間が掃除するだけで清潔さが段違いに上がりました。
後は実家の長い廊下やフローリングの部分を水拭き出来るので、
非常に重宝しています。
※デメリットにも書きましたが、水拭き装備は面倒です。
毎日だと手間がかかりますが、稀に程度なら便利。